T12 ステーション型はんだごてセット 2022年版 (AVTOKYO仕様)

2021年にセキュリティイベント「AVTOKYO」で頒布したはんだごてキット、2022年は中国のコロナロックダウンの影響でイベントには間に合いませんでした。こちらで頒布します。

1時間程度で組み立てができますが、組み立てのために別のはんだごてが必要となります。

2021 年版 AVTOKYO はんだごての資料はこちら

「Hack に使える T12 ステーションはんだごてオリジナルキット「AVTOKYOはんだごて」を組み立てよう」

https://qiita.com/nanbuwks/items/bd594a1acf8ab1d90b60

2022年版の、変更点は以下のとおりです。

●はんだごて部分は組み立て済み

難しいという声が寄せられた、はんだごて部分は組み立て済みです。

ステーション側の組み立てのみになります。

●人体アース機能

グリップ部分を導電性ゴムに変更しました。はんだごてがアースに接続できていれば、人体にワイヤを張らなくてもはんだごてを持つだけで人体アースが取れます。

●アースワイヤ対応

3Pコンセントでアースを取れなくても、別途アースワイヤでアースを取ることができます。3Pコンセントでアースが取れていた場合はアースワイヤを机などに接続することができ、はんだごてステーションがアースHUBとなることができます。

●コントローラ基板メンテナンス性の向上

従来フロントベゼルは一旦取り付けると外すことができませんでしたが、後挿用航空G12コネクタを用いることで、コントローラ基板からフロントベゼルが外せるようになりました。ファームウェアの書き換えが便利になり、またフロントベゼルを特注品を使用して着せ替えができるようになりました。

●ロゴ

レーザーマーキングの質を向上しました。

●OLED表示

青色表示から、白色表示に変更しました。起動スプラッシュにロゴが表示されるようにもなっています。

●ファームウェア変更

表示する値をより細かな状況表示が行えるようになりました。

●電源回路変更

コネクタ配線となり、メンテナンス性が向上しています。

●値段据え置き!

2021年AVTOKYOで頒布したバージョンに比べ、コテ部分の組み立て済み、円安ピーク時の発注などで原価UPdesuga値段据え置き! やむなくはんだごて台をカットさせていただきました。(別途はんだごて台をご用意ください)。

●コントローラ

コントローラは STM32F103 互換の中華チップです。オープンソースのファームウェアに入れ替えたり、ロゴを変更したり、Arduino IDE を使って全く別のものに生まれかわさせることができます。2021年版に比べ、STMicro との互換性が向上しました。

開発キットは別途このショップで販売の予定です。